読んだ洋書の棚

Taka's bookshelf: read


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東京→京都→大阪→東京→ニューヨーク

現在ニューヨークにおります。先週の一週間もまたこれまた忙しく動き回っておりました・・・。先週の水曜日には博士号の授与式があり、過去3年間の過半数以上の週末、そして今年に入ってからは週日も仕事終わりから深夜まで、というスケジュールでせっせと作業を進めてきていたので、心理的にこれで本当に開放され、天気(信じられないくらいの秋晴れでした)と一緒に結構心は晴れました。(でも参考用に、ということでバンコクに帰ってから論文の冊子を追加で7部作らないといけないのですが、まぁこれはそこまで急ぎではないので・・・)。

授与式のあとは高校時代の友人の結婚披露宴に出てきました。5分ほどのスピーチを頼まれたのですが、基本的にめでたい席なので脱線しすぎてもいけないので結構硬い話しかできなかったですが、とりあえず無事に(多分)終えることができました。そして翌日の早朝の国内線で大阪から東京にとびその足でNYへ、という道のりでした。

NYには以前に合格することができた4年間のキャリアプログラムの初研修が目的であります。昨日が初日で参加者の25名と会ってきましたが、国籍がまたかなり色とりどりでありました。書くと:

イギリス(2)
イタリア
南アフリカ
トルクメニスタン
トルコ
ノルウェイ(3)
中国
アイルランド
ガーナ
日本
フランス
スウェーデン
ギリシャ
キルギスタン
ネパール
カナダ
ポルトガル
イラン
ドイツ
アフガニスタン
シンガポール
オランダ

というものです。括弧内は複数の人数で突出しているのはやっぱり(?)北欧ノルウェイでした。今までこのプログラムは12,3人ほどしか取らないらしいのですが、なにが変わったのか知りませんが、今年はその倍の25人、でありました。また理由がわかったら書きますが・・・。

まだ一日しか会っていないので詳しくはまだまだわかりませんが、結構やわらかい、そこまで構えていない人が多いなぁというのが印象です。あとは25人中の7人までが元世銀ということでかなり多かったのと、あと面白かったのはこのガーナの人。物腰が柔らかでやったらと着ているスーツ、物がいいのでまぁどっかのお坊ちゃんかなぁ、と考えていましたが、なんと彼はガーナの国王(!)の息子らしいです。しかも王位継承権を持っている正真正銘の王子ですと。・・・へぇー。

今日は国連が定める休日、ということで参加者とどっかに行ってきます。NYは(何度も書いてますが)あまり私にはあっていない町なのですが、まぁ町ではなく今回の同期生といろいろと面白い時間がすごせれば、と思っています。

ハノイ→BKK→

ども。また忙しいスケジュールで、先週末は友人の披露宴のために2日間東京入りし、月曜日にとんぼ返りで帰ってきてそのままBKKの空港から直接ハノイいりし、いまさっきBKKのアパートに帰ってきました。・・・があと6時間くらいしたらまた空港に向かい、来週の一週間の個人的な2つの用事(博士の授与式と他のもう一人の友人の披露宴にでます)のために京都に戻ります。んで来週の日曜日に成田発のNY行きのフライト、となります・・・。移動がまたなげー。

行ってきたハノイはとある仕事のプロジェクトの問題解決が目的でしたが、まぁコミュニケーションがそのほとんどの問題の原因のようでした。つっけんどんに見下したような発言を繰り返す人間と、長年のプライドと頑固さをもつ科学者。そんなこんなで積もってきていた問題でありました・・・(まぁでもどちらかといえば前者のタイプの人間とはお近づきにはなりたくないものです)。ということで特効薬もないままでしたが、すこしはガス抜き・解決に向けての姿勢がつくれたの・・か?という状況ですな。

ティグライ(エチオピア)



さて第二弾はティグライという、アクスムから100km東に行った、つい最近までかなり内戦で危なかった場所であります。アクスムから100kmというとまぁ車で二時間くらいだろうと思ってしまうのですが、基本的にエチオピアの道事情はすこぶる悪く、小さな漁船に乗っているかのような横揺れ、そして工事現場の中枢にいるかのようなたて揺れを永遠と5時間(そして帰路は真っ暗な状態で7時間!)おんぼろバンで揺られての移動となりました。人間とはすごいもので、このような状態でも一時間くらいは寝られるものですね。気がついたら寝ていたときが何度かありました(が、あまりの揺れにすぐに体が落とされそうになったのでこの眠りは決して続きませんでしたが・・・)。



さてここはなにが有名かというと、’ティグライの岩窟教会群’という名称で知られる、キリスト教の迫害の時代に作られた、世にもびっくりの場所に隠されている中世の教会とその壁画(下の写真)であります。世にもびっくり、とは書きましたが、これはまじめで、上の最初の写真下の崖の縁に見えるのがこの教会の入り口で、ここまでたどり着くのに1時間半くらいかかりました。もちろん眼下に広がるのは真ん中の写真のような断崖絶壁風景。すごかったです。



ここにたどり着くまでは、車から降りての最初の30分は普通のハイキングみたいなものですが、あとの1時間は本当にロッククライミング状態の、文字通り垂直の岩を、前人が残してきたでこぼこを利用し右手左手、左足右足・・・とひたすら絶壁の岩を合計20mほど(5mが4回あるかんじ)登る、というものでした。小さいころから木登りが好きでこういうのは得意なはずでしたが、さすがに垂直の岩壁をみて正直驚愕しました。もちろん命綱もなにもなしです。最終的に無事でしたがちょっとさすがに怖い瞬間がありました・・・。

ということでスライドショーにあるのは、この合計12時間もの車での道程で撮った写真と、このふざけた(失礼)場所にある岩窟教会の周りの断崖絶壁風景と教会の中の壁画をのせました。でもひーひーいいながら登りましたが、この場所の周りの風景といい、絶景でした。

ということで一生の思い出となりましたが・・・もう行きたくないです(いやーでもすごかったです)。

ティグライのスライドショー

アクスム(エチオピア)


さてちょっとずつですが、今回の東アフリカの旅行のアップを始めたいと思います。第一弾はエチオピアのアクスムという、同国の一番古い、文化的・精神的な町であります。

ここはグラハム・ハンコックの(そのほとんどを読んでる僕としてはその中でも傑作にはいるとおもっている)「神の刻印」という彼の(エチオピアに滞在していたときのジャーナリストの仕事の後の)世に知られるデビュー作にも書かれてあるとおりに、同国では「ケブラ・ナガスト」と呼ばれる書物があり、ここに世に言う「失われたアーク」(契約の箱)が現在に至るまで上の写真の聖マリア教会に安置されているとのことです。ちなみにこの教会にはもちろん誰も入れないのですが、この写真の位置から教会に通じる範囲はすべて女人禁制でした。またフリーメイソンの前身とも言うべき中世のテンプル騎士団もアークの奪回のためにここに滞在していたという伝説もあり、とにかくこういう中世古代の話が好きな人には想像かき立てられる町です。

エチオピアにはバビロン捕囚以前の古代ユダヤの風習を守り続けていた「黒いユダヤ人」と呼ばれる人々も以前(現在は彼らはすでにイスラエルに移住したとのこと)は生活しており、ユダヤの失われた12支族が発生する前の原始ユダヤの姿、そして教えが、(4世紀まではヨーロッパでもそうだったように)古代キリスト教の教えと共に共存しているという、宗教上のガラパゴス諸島のような国であります。

もともと今回の東アフリカの旅はすべて自分たちでえっさほいさとバックパッキングですべてを、と思っていたのですが、いかんせん初アフリカの初心者ですので、代理店に頼んで現地での移動・宿泊の確保をしました。

エチオピアの旅の見積もりは、ナイロビベースの旅行代理店にもいろいろと聞いては見たのですが、結局アディスアベバにある現地の旅行代理店を選択しました。ここはアディスで勤めている国連の同僚の推薦の旅行代理店でありましたが、結果は非常によかったです。エチオピア人しっかりしてる!とアディスの空港にもきっちりと時間通りに迎えに来てくれ、必要書類も見事にそろっており、不安を見事に拭い去ってくれました。

ここのアレンジもなかなかなもので、メールだけですべての段取りをしたのですが、(たまに2,3日返事がないときもありましたが)かなり信用に値する、しっかりした代理店だな、と感じました。使った代理店の名前は Best Travel and Tours です。

値段は交渉の余地がすこしあって、4泊5日のHistoric Route Tourというもので、一人700ドルでした。始めは900ドル近くをいってきましたが、まけて、と書いたらここまでまけてくれました。ナイロビベースの代理店に聞いたときは同じ旅程で一人1500ドル近くも言ってきたので、それに比べると、現地の代理店なので結構お買い得な値段ではないのかな、と感じました。ということ責任は取れませんが、私はお勧めです。

エチオピアの旅程は、アクスムに1泊、ティグライに日帰りの遠出、そしてラリベラで3泊(また書きますが、ここでのアディス行きの国内便がキャンセルとなり、2泊から一泊増えました)、というものでした。

エチオピアはアフリカの屋根、と言われるように非常に標高が高い(どこも1500m以上)ので、今回訪れたときも非常に寒く、夜中は白い吐息が見えるくらいでした。直接被害はあまりなかったのですが、雨も局地的にかなり降りました。

アクスムには1泊分しかいませんでしたが、この町がエチオピアの精神的な支柱になっているということを肌で感じることができました。

→ アクスムのスライドショー

最近の国連事務総長のディナースピーチ

これ、公開していいのかわかりませんが、同僚間で回ってきていたので、(ちょっと長いけど)バンキムン国連事務総長のイタリアにおいてのディナースピーチ。One UNとはいったもののその難しさ、フラストレーションがかなり伝わってきます・・・(って私も無関係ではまったくないのですが・・・!)

Ban Ki-Moon remarks at Chief Officers of UN Funds and Programme Meeting, Turin.

"This evening, if I may, I would like to return to the theme with which we began today's discussions. We spoke about our vision for the coming year. We discussed how to make our UN more modern—faster, more flexible and responsive.

We agreed that our focus must be on results—on action, delivery and effectiveness. We also agreed, above all, that the only way to change the culture of the UN is through teamwork.

I invited you to reflect on how well our team is doing. I wanted us to be frank and open with one another, even blunt, to speak from the heart.

As we enjoy this excellent meal, let us sit back, then, and take stock.

We have many reasons to be satisfied with our progress. But let me speak this evening about what has most frustrated me over the past year, and continues to frustrate me today.

We all know the UN is a huge bureaucracy. Coming here, 20 months ago, that prospect did not bother me. After all, I was Korean foreign minister. I spent many years in large organizations.

Trust me. I knew how to play the game.

Then I arrived in New York. There is bureaucracy, I discovered … and then there is the UN.

We must admit this. We must acknowledge how resistant we are to change. It cripples us in our most important job -- to function as a team.

As a manager, as a leader, what I have always valued most is teamwork. In choosing my senior advisers, I have always cared less about a person's intellectual attainments than his or her ability to work well with others. I always ask myself: how will this person help promote teamwork, the sense of working together as one.

Here at the UN, unfortunately, I see people too often putting their own interests first. I see too many turf fights, too much intramural wrangling, too much protectiveness of the status quo.

People forget. It is precisely the status quo, "the way things are done"—that we are trying to change. Why should we be so afraid to change?

I made these points last year, forcefully. But I see little evidence of a change in mindset. As a team, we are still too process-oriented. We get too bogged down in internal or bureaucratic technicalities. We waste incredible amounts of time on largely meaningless matters.

People forget. The clock is ticking. We are one-third the way through our mandate.

People forget. We are here to act. We are here to deliver results. We are agents of change.

Our job is to change the UN -- and, through it, the world.

This is the big picture. I am frustrated by our failure, so often, to see it.

Department heads squabble among themselves over posts and budgets and bureaucratic prerogatives, as though as they somehow owned them. But our departments, agencies and programmes are not personal fiefdoms.

We are just passing through. We are temporary caretakers.

Always, we must keep the larger interests of the organization at the forefront of our minds. We must work together and compromise to reach solutions that are in the best interests of the UN and the global public good.

I am frustrated even more by our slowness. By the micro-managing of our Secretariat. By business as usual.

We often complain that Member States micro-manage us. But I have found over the past 20 months that it is more us, rather than Member States, who are the micro-managers.

As I said this morning, we must change our UN culture. We must move faster. Simplify. Deregulate. De-centralize. Break down barriers and create more mobility within the organization, so that we can draw more fully on the talents of our staff.

I mention staff mobility, because it illustrates the problem. How often do we hear the lament: "O, if only we had more resources. If only we had more people or more money."

Well, we do not have more posts and more money. Ten to 20 years from now, we will still be complaining about shortages of resources. We must do better with what we have. Key to that is better use of our staff, with better training. And the best training is mobility and breadth of experience.

That is why I have turned over almost 100 percent of my staff on the 38th floor. We hired new people from inside the UN and from outside, from other departments at headquarters and from faraway field postings. What we might have lost in institutional memory we have more than made up for in new energy.

And in the end, that is what counts. Energy. Dynamism -- the dynamism that drives change. If water does not flow, what happens? It grows stagnant. I want continuous change, dynamism, creativity.

I tried to lead by example. Nobody followed.

That is why I have now challenged the new USGs for Management and Human Resources to come up with a plan.

Soon, we will be launching a new pilot program in inter-departmental mobility. You will hear more about it from Angela Kane and Catherine Pollard.

But bear in mind this revealing statistic, which sums up our problem: of some 900 UN employees surveyed for this new initiative, 720 have been on the job more than five years—and many considerably longer.

The UN has tried to change before. Guidelines for mobility were written in the 1970s. Our current policies were launched in 2002. But nothing has happened. My challenge to you—let me be very clear—is to deal with this all-important issue, decisively.

In the past, I have joked—or half-joked—about resorting to "shock therapy." Perhaps we should "mobilize" by fiat and simply direct DPA and DPKO to simply swap 20 percent of their staff.

So, in our deliberations, I ask you: how are you doing on mobility? How can you do better, so that a year from now we will have accomplished what we need to accomplish.

I urge you to ask the same tough questions about other vital issues, such as gender equality and budget management.

Above all, I invite you to ask: am I doing my best for the team?

Do not mistake me. I value independence. Initiative too. But we must remember that independence is not absolute. We are part of one organization, one UN. Independence does not free us from the need for consultation and collaboration and teamwork.

There are no exceptions, even in offices intended to be the most independent. Those of us who act otherwise need a personal reality check. Ego may be getting in our way.

When we work for the UN—when you work for me—please leave your ego at the door.

Today's most vibrant enterprises are networks. Let us build networks within the UN to break down bureaucracy.

I made this point last year, and I do so again. In our work together, I want you to cross lines. I want you to consult colleagues beyond the usual sphere, connect throughout our organization. Instead of commissioning subordinates to write long and dense memos—scarcely ever read—pick up the phone. Come to my office, or the residence on weekends. Sit down with me.

Go see colleagues and sit down with them. Amazing work gets done when two senior people sit down for five minutes and decide something.

Our work is urgent. Let us infuse it with a sense of speed and urgency -- the passion of accomplishment. Let us not confuse our inner world -- the physical halls of this UN -- with the real world. Let us always put real-world results ahead of bureaucratic UN process.

When you are trying to do something that is tough, when you are trying to change the status quo, people will resist. Your subordinates will come to you and whisper in your ear.

"Boss," they will say. "Your leadership will be undermined. We will lose power within the organization. Resources will be taken away by So and So."

Don't listen to them. They are thinking of their own position or benefit, not the larger interest of the UN, or what we are trying to accomplish as a team.

This is what I told the opposing parties in Kenya. Compromise. Give way to one another. This is the way to make friends, gain good will and trust. Whether it is two months or two years, you will be compensated.

Remember: often as not, losing can be winning, and giving is gaining. This I know. It is what brought me to become Secretary-General. It is my life philosophy.

When I leave this place, I will be remembered for what I managed to accomplish. How many countries I visited, how many presidents I met, the fine words I uttered -- none of that will matter.

So it is for you. In the end, we will all be judged not only by what we do in our own departments, but by the successes of the UN as a whole.

We left Torino last year determined to build a Stronger UN for a Better World. This year, we must take stock of how we have done, and where we can improve.

One UN is not a slogan. It is a management imperative. It is the first principle of effectiveness. It is the thing I will watch most closely.

We must all be on notice: working together shall be the litmus test of your success in heading our departments, agencies and programs.

I know you agree. That's why you are here—because, in your previous lives, you demanded excellence and got results. Now it is time for us to bring your abilities fully to bear -- together -- on the world's problems.

Thank you."

タイ反政府デモ



前にとった写真といえば、そういえばタイの反政府デモの写真を撮ってたので張ります。これは例の一人死者がでた直後の朝の風景です。なので非常事態宣言が出された後の9月2日の朝なので、かんなり静かな国連正門前の集会場です。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080902-OYT1T00282.htm
 (読売の記事)

この非常事態宣言で、確か5人以上の外での集会は禁止となっているそうです。もちろん官邸にい続けている"民主主義のための市民連合"(PAD)の連中は法律適応外?なんでしょうけども。

最近はこの宣言のせいか、国連の正門前はかなり静まり返ってます。でもバンコクはこの政情の悪化のせいで、国連のフェーズ1と相成りました。出張から帰ってくる前にSecurity clearanceをしないといけないようです。

早く収まるといいですが・・・あまりすぐには治まる気配はないでしょうね。

博士号

それと、つい昨日に私の博士論文が最終承認された、との報告をもらいました。・・・これで本当に終わり、といいたいところですが最後の(3年で3つ出した査読付き論文のうちの一つ)ペーパーの修正をして、本当に終わりとなります。でもこの修正も博士論文とは別個でするので、いずれにせよ博士課程の終わりは終わりです。

まーよかったです。今月からの予定もちょっと結構忙しい(来週末日本→ハノイ1週間→再度日本1週間→ニューヨーク2週間の予定。現在の職場は本当に移動が多い・・・)ので、あまり実感とか余韻に浸る暇もないですが、とりあえず3年間、ご苦労様でした・・・。

ということで晴れての博士号取得、と相成ります。



・・・細菌博士?

細菌感染そバンコクの病院

さて、最近調子が悪いと感じはじめて早5日くらいがたとうとしておりまして、昨日に同僚からひょっとしてデング熱じゃないの?などとかなり脅されたために昨日の夜にバンコクの病院に行ってきました。

・・・が、実際なんの熱もなく、ただ単に体の疲労感・倦怠感があっただけなので、「特に問題はないでしょう」と言われたときにはまぁそうだろう、とは思いましたが、(その以前にとっていた)今日の朝のアポも、まぁ念のために・・・ということで行ってみることにしました。

んで採血検査をしてもらって、結果は・・・細菌に感染してました。

マイコプラズマ(Mycoplasma)というウィルスと細菌の中間にあるようなものらしく、それに感染しているとのこと。ただ熱もなにもないので、発症はしておらず、念のため、ということで抗生物質(Zithromaxというやつ)を処方してもらいました。確かにこれを飲んだあとはこの倦怠感の部分が抜け落ちたような感覚があるので、ああ効いているな、と実感してます。んで念のためにこれから一週間は自宅通勤、となりました。

それにしても・・・これは多分東アフリカなのだろうと思われます。でも(繰り返しますが)発症はしていないので早めに潰しておく意味で薬を飲み始めました。どうりで体の調子がおかしいなぁ、と感じていたわけです・・・。細菌感染はさすがに気合の入った深呼吸ではすぐには直らないようです・・・。

ということでちょっとびっくり、ちょっと納得の検査結果でした。でも抗生物質が効いているので直ります、治します。

と、それはそうと、今回いった病院、Bumrungradという病院(www.bumrungrad.com)なのですが、この病院の新しい病棟ビルに行ってひたすらびっくり。下の写真は、そのあまりの病院らしからぬ豪華さに驚愕したので撮ってたものです。

ここはタイでも一二を争うレベル・値段の病院でしょうけども、それを鑑みても・・・バンコク、おそるべし。サービスも超一級。同僚のアメリカ人もこんな病院生まれて未だにみたことがない、とびっくりしてました。聞いてみるとタイは医療のレベルも(お金を払えば、でしょうけど)非常に高いらしいです。それにしてもびっくりの内装・サービスでした。

(下の写真はすべて病院内です。念のため。)





ビル内は吹き抜けになってます。




患者さんたちの待合室(!)



外来受付


一階の総合案内


スタバまであります。


一階入っての吹き抜け地階の中庭園


どうでしょう?びっくりしません?

非常事態宣言

国家非常事態宣言が出されてしまったバンコクです。特にその大きなニュースとなった死傷者の事件があったのがまさに国連の正門前付近ということで、今日はまた国連職員全員に自宅通勤の要請が来てました。

・・・ということをしったのが職場に着いてからなので着いて正門のガードにそのことを聞いてびっくり。タクシーで来るときもやたらといつもと比べて静かだなぁ、と思っていたので変だなとはおもったのですが、まさか目の前で事件が起こっていたとはまったく知りませんでした・・・。

でも非常事態戦前といっても町はまったくもって普通です。明日も今のところは通常通りに出勤、ということですが、この引き続いての騒ぎ、どうなるんでしょうかね・・・。

人生初x2

東アフリカの旅行から帰ってきてから始めのネガティブインパクトが出てきました。ダニにかなりかまれてました。エチオピアで。

ガイドブックには(エチオピアの)教会内では下足禁止なので床のカーペットには無数のノミ・ダニが生息しており、ズボンに少し触れるだけでもう噛まれる、とか書いてあったのですが・・・。旅行中は特に問題がなかったのですが、この2日前くらいに10数箇所噛まれているのが発覚しました。多分ズボンに生息していて噛んだのが最近?なのでしょうか。よくわかりませんが・・・。まぁそこまで痒くもないのでとくに支障はないのですが、うまれて初めてのダニ、ということでした。

うまれて初めてというトピックで言えば今日食べてきたタイ料理のスープに海苔が海に存在する形でどかっと入ってました。これが海苔なのかと判明するまでにすこしかかりましたが、食べると海苔の味だったのでああ、これが海苔の原形なのね、と感心しました。なんか不気味な草ですなぁ。現代人感心。時々まったくの無知を露呈するときがあるのですが、今回もそれでしょうか。漢字が読めなかったり枝豆が大豆とは知らなかったり・・・。

ちょっと疲れがたまっているのか体調があまりよくありません・・・。まぁ寝て直します。