読んだ洋書の棚

Taka's bookshelf: read


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読んだ本ラッシュ

逐一感想を書くのはどうもやっぱり時間がないですね・・・。以下、読んだ本と一文少々とその個人的なお勧め度。売国奴 ★3
韓国、台湾、中国、日本の歴史を新たなアングルで見ている、という感じ。まぁそこまでおすすでもないです。個人的には。
タイ中進国の模索 ★3 →タイに興味のある人にはおすすめ
現代のタイの全体像を知るにはいいかもしれません。王室/王制についてのより「つっこんだ」話は皆無でしたのでちょっとスパイスにかけている気がしましたが、まぁ学術レポート本なのでそれはいいことにします。でも王の権限についての記述はなかなか面白いです。この国の国王は:
・タイ国軍を総帥する地位にある
・内閣総理大臣と35名以下の閣僚を任命する
・事務次官、局長、それと同等の公務員文官と武官を任命し、もしくは解任する
・(国王が)同意せずに国会に返送した、あるいは90日が経過しても返送しなかった法案は、国会が再審議しなければならない
・・・という絶大な権限をもっているようです。彼の年齢を考えるとこの国の政治の不安定さ、国の危うさがちょっとは伝わってきます。

Harry Potter Half-Blood Prince (オーディオブック)★4
映画を見たのですが、わからないところがかなりあったので聞きました。ままおもろいですが、Harry Potterの始めのころの面白さからは段々と遠ざかっている気がしました・・・。

Harry Potter Deathly Hallows (オーディオブック)★2
んで、最終巻ですが、これはいけません。のっけから最後までずっと映画の脚本みたいなちゃちい流れ、状況設定が多すぎる、と感じました。映画ありきでストーリーを書いちゃったって感じです。はっきりいって面白くなかったです。冗長。映画なら逆に面白くはなりそうでしょうか・・・。

貧困大国アメリカ ★4 →おすすめ
これ、かなりお勧めです。上を向いて、挑戦して、成功を、という遺伝子の固まりの国ではありますが、こういう社会の負の側面、というのをかなりテンポよく書き出した本でした。経歴を見てると?という感じでしたが、実際のルポの内容はなかなかでした。よかったです。

差別と日本人 ★4 →おすすめ
タイトル通り、日本人には切っても切り話せない話。野中広務氏の対談本です。政治と部落・非差別住民、という切り口です。面白いです。彼については魚住氏の「野中広務 差別と権力」はもっと秀作です。野中氏に関して興味のある人はこの本をまず読まれては、と思います。

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