読んだ洋書の棚
ラリベラ(エチオピア)
さて東アフリカ旅行の報告の第三弾はラリベラという町であります。アクスムがエチオピアの紀元前から4世紀まで影響力を及ぼした最初の都ならば、こちらは 12世紀からの中世からの都となります。ラリベラが有名なのが、なんといっても巨大な岩をただくりぬくという作業のみで作られた教会、岩窟教会です。同市 には約12の岩窟教会があり、町自体がかなり小さいので、徒歩20分ほどの距離にすべての教会が”掘られて”健在してます。
基本的に教会内はすべて下足禁止です。が、これが何を意味しているかというと、何百年(・・・とはいかないにしても何十年は確実)と放置され、何万人の足で踏みつけられてい るカーペットの上を歩かないといけない、ということです(!)。ガイドブックにもめちゃくちゃ噛まれた・大変だった、などと脅しがかかれてあったので結構びびっていた のですが、東アフリカ滞在中はなんの問題がなかったものの帰国してからぶつぶつと噛まれた後が出てきてしまいびっくらこきました。・・・これはでも発症に時間がかかるのか、服にくっつ いてから3週間後に噛み始めるのか?よくわかりませんがまぁもうその跡もなくなったのでOKです。
中世のテンプル騎士団、古代ユダヤ教や原始キリスト教の影響が非常に強いラリベラの教会群はそれはそれは綺麗で感銘をうけたのですが、同時期に作られた教会を5つ以上行っていればどれも一緒に思えたときがありました(凡人の なせる業ですが・・)が、それでもラリベラにて美しい色、人、建物、そして光に出会えました。
エチオピア航空の国内線がキャンセルになりこのせいですべての旅行予定を調整しないといけなくなったり、博士の最終提出の修正を深夜まで凍りつく寒さのなか野外のホテルのロビーにて作業をしていたり、はたまたこのせいでかなりひどい風邪を引いたりと、結構いろいろあったラリベラですが、今となっては非常に印象に残ってます。(もっかい行きたいかときかれれば正直もう十分、と思ってますが・・・!)
ラリベラのスライドショー
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