読んだ洋書の棚

Taka's bookshelf: read


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読んだ本ラッシュ2

すべて僕に任せてください—東工大モーレツ天才助教授の悲劇 ★3 →日本の大学関係者にはおすすめ。
これ、作者の軽快な文章とともに日本のアカデミア(もっといえば理系より)という職場の非常に現実的なノンフィクションです。書き方が非常に軽快で
土屋賢二をかなり彷彿とさせますので彼の作品を読んだ事がある人もお勧めかもしれません。

イギリスのいい子/日本のいい子 ★2

一児の父となりましたので。バイアスがかかってるかもしれませんが、個人的に印象のいいイギリスの子供に関する社会通念について。でもおすすめではないです。

子供の生きる国—産んで育てて、ニッポン・イギリス・フランス  ★5 →子供がいなくてもおすすめ。

これはAmazonで何気なく買った本なのですが、すばらしいです。これらの3カ国で子供を産んで育てた経験のある人の本なのですが、こういう類いの本はあまり書く力がない人が頑張って書いている、というものが多いのですが、これはどっこい、非常に面白いし、勉強になりました。もちろん軽いタッチで書かれてはいるのですが、この著者、なかなかの文才もさることながら、鋭いアングルでものを見て、それを見事に書き表していると感心しました。非常に具体的なエピソードだけではなく、子育てを通してみる三国の比較文化論とみても十分にいけます。おもろい。

ルポ資源大陸アフリカ−暴力が結ぶ貧困と繁栄 ★4 →おすすめ

下に紹介しているナ イジェリアについて書かれたThis House Has Fallenと比べると明らかに表層レベルのルポとなってしまいますが、しかしルポよろしく彼がどのようにしてアフリカ全土を取材をしたのかが詳細に書かれています。なのでレポートとしてアフ リカの資源大国について勉強になる、というよりかはどのように著者が取材を進めていったのか、に主点があるように思いました。でもすらすらと読みやすくそれでもいろいろ(僕のようなアフリカ無知には)いろいろと学べておすすめです。


お祓い日和 ★2

日常のお祓い的な儀式、グッズの意味など。お祓い、というよりかはそういう行動、行事の歴史的な意味を説明した本。まったく刺激的ではありませんでした。なし。


スウェーデンボルグの霊界日記 ★2

きましたね。怪しい本。怪しいまま読み終えました。


世界エネルギー市場—石油・天然ガス・電気・原子力・新エネルギー・地球環境をめぐる21世紀の経済戦争 ★3

なかなか勉強になりました。これからは天然ガスの時代となる可能性が高いが、何しろ石油と比べて運搬がパイプ、もしくは液化しないといけなく、コストが莫大にかかるようですし、その市場の広がりにはまだまだ難題が積まれているようです。ロシアのガスプロムの影響力たるやほんとにすごそう。


This House Has Fallen - Nigeria in Crisis ★4 →まぁおすすめ。

ナイジェリアについてのかなり詳細な、取材ルポ。読んで行くうちに興味が魂的な関心に移りましたが・・・。魂 的に読むと、外的事象の原因をあくまで外から来るもの、としか思っていないうちはまったく解決はせず、やっぱり争いはなくならず、すべては自我の内部から発されている心の状態の反映でしかない、ということが結構強く実証されていたようにも思いました。

ルポ資源大陸アフリカ、とくらべると深さが全く違うし、ナイジェリアに特化するとかなりおすすめかも。

The Snowball: Warren Buffett and the Business of Life (オーディオブック) ★3
なっがいこれ。37時間のオーディオブックです。ハリポタに近い気がします。投資の世界では知らない人はいないWarren Buffettのこれ以上詳細な自伝的な作品はないのでは、というくらいに詳細に書かれている本です。詳細、なのですが、この著者は小説家的な文才がないのか、この著者の文章を読んでいても、バフェット氏の「哲学」「人間性」という要素が最後の最後くらいにしかに見えてこない文章となっています。いい意味では非常にドライに書かれている、といえるかもしれません。が、最後まで読み切るとバフェット氏の哲学、人間性がちょっとはでてきます。自分の好きな事がたまたま数字に関わる事で、好きな事を純粋にし続けて大富豪になった、社会には適応しきれない天童、というイメージでしょうか。でももうちょっと情緒を加えて書いてほしかった。バフェット氏に興味のある人はどうぞ。ってでも長過ぎる気が・・・。1000ページですよ、これ。


The Amazing Power of Deliberate Intent ★5 →おすすめ、チャネリングの話は最小限。
「引き寄せの法則」の本元、ですが、この本は引き寄せの法則に比べると、チャネリングの描写は極力さけられていますし、その手の本は苦手、という人にもいけると思います。思考は現実化する、とはナポレオンヒルを筆頭にいろいろな本が主張している事ですが、この引き寄せの法則では、単なる思考、ではなく、その思考に付属させる自分の感情にこそ、引き寄せが実現するドライブがある、と説いています。考える、思考するだけではなく、いかに、どのような物理的な状況化においても自分の感情をプラスに保ち、プラスではなくてもいかに安堵感を人工的に作って、感じ、それをもとに徐々にプラスに転じて行くのか、についての方法論が具体的に紹介されています。個人的には「引き寄せの法則」は座右の書としての位置を占めてますので、この本もすごくお勧め。

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